ドングルの利用手順

 

1)VBVoiceのライセンス認証とは(ライセンス購入時、運用時)

VBVoiceには、Pronexus RunTime Manager(RTM、実行時マネージャ)というソフトウェアが同梱されています。ローカルLAN内にひとつ以上のこのRTMを立てる(常時起動しておく)ことで、同一LAN上では、ライセンス数の開発環境・運用環境を構築できます。RTMは、初回起動時に一度、ライセンスファイルを認証する必要があり、インターネット経由で自動的に、もしくは、手動のファイル操作でライセンス情報をチェックします。(認証自体は数秒で終了します。)LAN内に複数のRTMを設置することも可能ですので、止めることのできないシステムを構築する際にも安心です。

 

2)VBVoiceのドングルとは

ドングルは、USBメモリスティックの一種です。通常のRTMはマシンIDを記録するため、RTMを起動するPCを移動する際にはライセンスムーブなどの問い合わせ作業が必要になります。しかし、このドングルを利用すると、認証情報はマシンIDではなく、メモリスティックのハードウェアIDと紐付けられることになり、CBAやプロネクサスに依頼することなくRTMを動作させるサーバを移動させることができます。

* ドングルは、購入された時点で、その中にライセンスが入っているわけではございません。10)のアクティベートをした瞬間に、「ライセンスとPC内のRTMが結びつく」のではなく、「ライセンスがドングルと結びつく」ようになります。(一例として、プロネクサスのデータセンターには、「ライセンス1234はマシンID4444(のRTM)に結びついている」とではなく、「ライセンス1234はハードウェアID3333の“ドングル”に結びついている」として記録されることになりますので、その“ライセンスの結びついた”ドングルを、どのサーバでもお使いいただけるようになる、ということになります。)

** 新規ライセンスインストールの場合には、そのままドングルにライセンスを結びつけることができますが、既存システムのRTMからドングルにライセンスを移動させる場合には、一回のライセンス移動としてカウントされます。ご了承ください。

 

3)ドングルを利用したインストールの手順

それでは、ドングルを利用してライセンスを認証してみましょう。ドングルを注文すると、下記のような短いUSBメモリースティックが送られてきます。

081011-155214.jpg

 

4)ライセンスファイルを準備して、VBVoiceをインストール

まず、通常のインストールと同じように、通常のライセンスファイルをPCの中に準備してください。

license.PNG

そして、VBVoiceの通常インストールを開始します。[Auto Activate を押す“前”、アクティベーションの手前まで作業します。] このPCの中にRTMを立てる場合には、Pronexus Runtime Manager(RTM)もインストールするように設定します。

途中で、“Have you received an autholization disk?”と聞かれたら、[Yes let me Browse to the licence file]を選択し、送られてきたライセンスの.iniファイルの存在するフォルダを指定してください。また、ドングル用のドライバが選択されていることを確認してください。(下記、赤丸部分)

dongledriver.png

 

5)vbvrtm.iniの編集

次に、RTMを“ドングル使用モード”に変更する必要があります。vbvrtm.iniを探して、テキストエディタなどで開いてください。Windows XPであれば、通常、C:\Windows\vbvrtm.ini にあります。

vbvrtm.PNG

 

 6)パラメータ UseDongleの編集

UseDongle=0となっているはずなので、UseDongle=1に変更します。

vbvrtm_usedongle.PNG

 

 7)ドングルの挿入

ドングルをUSBの空きポートに挿入します。ご使用マシンがプラグアンドプレイ対応であれば「新しいハードウェアが見つかりました」というメッセージがポップアップし、ドライバが自動的にインストールされるはずです。ドライバのインストールが終了すると、ドングルのLEDが下記のように点灯します。(写真では、PC前面に差し込まれていますが、実際の運用時には背面のマザーボード上のUSB端子の使用を推奨いたします。)

081011-155147.jpg

 

8)RTMの起動

[すべてのプログラム]⇒[Pronexus]⇒[Runtime Manager]からランタイムマネージャを起動してください。この時点では、まだアクティベートしていない状態なので、ライセンス番号が赤色で表示されます。(ここでライセンスが表示されていない場合には、[ADD]ボタンでライセンスの入ったフォルダを追加してください。)

not_activated.PNG

 

9)マシンIDの確認

ドングルが正しく認識されているかは、[Machine ID]ボタンを押すことで確認できます。

 ・ドングルが正常動作している場合(ドングルのIDが表示されるようになります。)

machine_id_dongle.PNG

・ドングルが認証されていない場合 (N/Aと表示されます。)

machine_id_failed.PNG

・RTMが通常動作している場合(マシンIDが表示されます。)

machine_id_regular.PNG

 

 10)ドングルのアクティベートの完了

"I confirm"からはじまる、同意事項にチェックを入れると、"Auto Activate"(自動アクティベート)ボタンが押せるようになります。この自動アクティベートボタンをクリックしてください。(あるいはマニュアルに記載されている手動アクティベーションを行なうこともできます)ドングルのライセンスがアクティベートされると、ライセンス番号が緑になります。これで、ライセンス認証が終わりました。ちなみに、途中でドングルを抜くと、数秒後には、自動的に8)の状態になります。ドングルを差し込むと、下記の状態に戻ります。ドングルを利用して、RTMのバックアップを作成しておきたい場合には、上記の一連の作業を繰り返してください。

activated.PNG

 11)ドングルを使用時のライセンス移動

2台目のVBVoiceサーバをセットアップする場合:

・RTMを2台目で新規に動作させないのであれば、2台目のPCにVBVoiceを通常インストール(使用するRTMを指定)し、そのPC内に同じライセンスファイルを設定します。あとは、ドングルを移動するだけで2台目も動作します。ドングルの移動で、1台目と2台目を切り替えて使用可能です。

・2台目のVBVoiceサーバでもRTMを動作させたい場合には、RTMからライセンス情報を“Backup”ボタンで取り出し、新しいRTMに“Restore”ボタンでコピーしてください。