HMPによるVoIP環境の構築

 

HMPによるテレフォニーシステムの構築

VBVoiceはDialogic Host Media Processing Software(HMP)と組み合わせることで、VoIP環境での高度なIVRを実現します。Dialogicのサイトには、「アプリケーション側からは、システムにインストール後、Dialogic HMP ソフトウェアはDM3アーキテクチャのDialogic® ボードのように見えます。しかし、すべてのメディア処理はホストプロセッサー上で行われています。」(英語)とあり、非常に高価なDialogicのボード機能を“ソフトウェアで”実現しているような製品です。しかし、HMPを使用すると、音声ボードよりコストパフォーマンスにすぐれていますし、マシン性能があればボード以上の処理能力を引き出すことができます。AsteriskなどのIP-PBXと組み合わせることにより、複雑なテレフォニーソリューションを開発することも可能です。VBVoiceで開発すると、"Voice interface Installer "で環境を切り替えることができるので、実際のDialogicボードでも、HMPでも動作するアプリケーションを作成することが可能です。(※ノートPCではなく、デスクトップPC、サーバなどで検証してください。) HMPは、評価用に無料でダウンロードできます。また、評価用ライセンスも一定期間ごとに更新することにより継続使用できますので、CTI開発などの現場でうまく活用できます。 なお、下記はVBVoiceの製品版もしくはEnhancedバージョンの試用版でのみお試しいただけますのでご注意ください。

 

1)HMPのダウンロード

下記のDialogicサイトより、ダウンロード可能です。http://www.dialogic.com/products/ip_enabled/download/hmp_download.htm

使用するVBVoiceのリリースノートを参照し、サポートされているバージョンのHMPをダウンロードしてください。(ハードの環境によってはHMPのインストールに失敗します。スペック要件をご確認ください。VBVoice 5.51日本語版であれば、HMP30 SU 137をご利用ください。)また、試用ライセンスには期限があります。無料の試用ライセンスもこのページから取得してください。また、インストール時にも最新のライセンスファイルをダウンロードしてください。

dialogic.PNG

 

2)試用ライセンス認証

設定が終わり、正しくライセンスが認証されると下記のような表示になります。

licensemanager.PNG

 

3)HMPのスタート

Intel Dialogic Configuration Manager を起動し、Device を default にリセットした後、緑色の再生ボタンを押してシステムを起動してください。しばらくすると下記のような表示になります。 confugurationmanager.PNG

 

4)Voice interface Installer で HMP使用に切り替える

[スタート]→[すべてのプログラム]→[Pronexus]→[Voice Interface Installer]と進み、ボイスインターフェイスインストーラを起動します。HMPを選択してから、Windowsを再起動してください。

voiceinterfaceinstaller.PNG

 

5)HMPを再び起動し、VBVoice の EZFlow デモアプリケーションを起動します。

IVRサンプルアプリ EZFlowインストールの解説

6)SIPフォンなどからのアクセス

VOIP用に販売されているSIPフォンや、PC上で動くソフトウェアSIPフォンなどから HMPにアクセスします。COUNTERPATHの X-Liteなどは無料でダウンロードできる高性能なソフトウェアSIPフォンです。

http://www.counterpath.com/index.php?menu=download

*または、SJphoneなどもお試しください。 http://www.sjlabs.com/sjp.html

 

 

x-lite.PNG

マシンのIPアドレスは、DOSプロンプトから ipconfig などで確認することができます。SIPフォンからIPアドレスを指定して電話をかけてみてください。

ipconfig.PNG

 うまく設定できていれば、デモアプリケーションからの音声が聞こえてきます。